投稿日:2026年4月28日
ライバーとして活動していると、こんな疑問が出てきませんか?
- 「スマホ代ってどこまで経費になるの?」
- 「通信費って全部仕事にしていいの?」
- 「なんとなく半分にしてるけど大丈夫?」

実はこの「スマホ代・通信費」は、
ライバーの経費の中でもかなり「チェックされやすい項目」です。
2026年は、
- 5Gの普及
- 複数端末の利用
- eSIMの活用
などにより、通信環境がどんどん複雑になっています。
だからこそ今、
税務署にも説明できる「家事按分」の考え方
をしっかり押さえておくことが重要です。
目次
2026年、ライバーの通信環境はさらに複雑に
最近のライバーは、昔と比べて通信環境が大きく変わっています。
例えば
- スマホ1台だけで配信
- サブ端末でコメント管理
- 自宅Wi-Fi+外出先テザリング
- eSIMで回線を使い分け
といったように、複数の通信手段を組み合わせるのが当たり前になっています。
その結果、「どこまでが仕事で、どこからがプライベート?」
が曖昧になりやすく、税務上の判断も難しくなっています。
そもそも「家事按分」とは?(おさらい)
「家事按分(かじあんぶん)」とは、
仕事とプライベートで共通して使っている費用を、割合で分けることです。
例えばスマホの場合、
- 配信
- DM対応
- SNS運用
といった仕事用途と、
友達との連絡
プライベート動画視聴
が混ざっていますよね。
このとき、「何%が仕事か?」を決めて経費にするこれが家事按分です。
注意ポイント
❌ なんとなく50%
❌ 周りがそうしているから
これは危険です。
「説明できる根拠」があるかが最重要ポイントです。
【ケース別】2026年版・按分比率の目安
ここでは、ライバーの実態に合わせた
税理士目線で「説明がつく」按分の目安を紹介します。
📊① メイン端末1台で完結する場合
| 利用状況 | 推奨按分 |
|---|---|
| スマホ1台で配信・SNS・私用すべて | 40%〜60% |
✔ 配信時間
✔ DM対応
✔ SNS運用
これらの時間をベースに考えます。
# 📊② 配信専用+サブ端末(2台持ち)
| 端末 | 推奨按分 |
|---|---|
| 配信専用端末 | 100% |
| サブ端末 | 20%〜30% |
専用端末は全額経費にしやすい
2026年はこのスタイルが増えています。
# 📊③ 自宅Wi-Fi(光回線)
| 利用状況 | 推奨按分 |
|---|---|
| 配信あり | 50%〜70% |
最近は
- 高画質配信
- 長時間配信
が増えているため、 通信量(GB)ベースで説明できると強いです。
2026年に注意すべき「通信費の落とし穴」
ここは意外と見落としがちなポイントです。
✔ eSIMのサブ回線
通信障害対策として契約している場合
仕事用途なら経費になる可能性あり
ただし、 完全プライベートならNG
✔ クラウドストレージ(iCloud・Google One)
動画データや配信素材を保存している場合
使用容量に応じて按分が必要
✔ テザリング
外出先から配信している場合
仕事割合が上がる要素になる
税務調査で突っ込まれないための「3つの証拠」
「なんとなく」を卒業するために、今すぐできる対策はこちらです。
✔① スクリーンタイムの保存
スマホの利用時間データは最強の証拠です。
できれば週1回スクショ保存がおすすめです。
✔② 配信スケジュールの記録
- いつ
- 何時間配信したか
これがあると通信費の根拠が説明できるようになります。
✔③ 明細・領収書の保存
- スマホ代
- 通信費
- クラウド料金
は必ず保存しましょう。
電子保存(データ保存)もOKです。
まとめ|迷ったら「少し控えめ」が安全策
今回のポイントです。
・スマホ代・通信費は家事按分が必要
・根拠のある割合が重要
・2026年は複数端末が主流
・証拠を残しておくことが大切
そして一番大事なのは *迷ったら少し低めにしておくこと*です。
無理に高い割合にすると、後でリスクになる可能性があります。
KYO総合会計事務所からのひとこと
ライバーの方からは、
- 「スマホ代どこまで経費にしていい?」
- 「Wi-Fiって何%にすればいい?」
- 「税務署に説明できるか不安…」
といった相談をよくいただきます。
KYO総合会計事務所では、
✔ ライバー・インフルエンサー特化の税務サポート
✔ 家事按分の最適な割合のアドバイス
✔ 税務調査を見据えた対策
などを行っています。
「この割合で大丈夫?」と迷ったら、早めに確認しておくと安心です。
