投稿日：2025年10月8日
目次
ライバーにとって「収入」とは何か？税理士が基本を解説
ライバーの活動で得た スーパーチャット・投げ銭・企業案件の報酬・広告収入 など、入ってきたお金の合計が「収入」です。
例えば、YouTubeや配信アプリから振り込まれる金額の合計が「収入」となります。
👉 ポイント：
- 収入＝売上や入金ベースの金額
- 経費はまだ差し引かれていない
「所得」とは？ライバーの経費を差し引いた後の金額
「所得」とは、収入から必要な経費を差し引いた後に残る、課税の対象となる金額です。
ライバーの場合、経費には 配信機材・通信費・家賃の一部・衣装やメイク代 などが含まれます。
👉 ポイント：
- 所得＝収入－経費
- 税金の計算は「所得」を基準に行われる
収入と所得の違いをライバー向けにわかりやすく表で解説
| 項目 | 内容 | 具体例（ライバーの場合） |
|---|---|---|
| 収入 | 活動で得たお金の合計（経費控除前） | 投げ銭30万円＋案件報酬10万円＝40万円 |
| 経費 | 活動に必要な支出 | カメラ代、マイク代、通信費、家賃の一部など |
| 所得 | 収入－経費（課税の対象となる金額） | 収入40万円－経費15万円＝25万円 |
👉 この「所得」が確定申告や税金計算の基準になります。
ライバーが確定申告で勘違いしやすいポイント
- 「収入＝課税対象」と思い込んで申告してしまう
- 経費を計上せずに「所得」を大きく申告してしまう
- 所得控除（基礎控除・社会保険料控除など）との違いが曖昧になる
特に「収入」と「所得」を混同すると、税金を払いすぎてしまうケースが多いので要注意です。
税理士に相談すべきライバーの「収入」と「所得」の判断ケース
- 経費にできるか判断が難しい支出（例：衣装、、美容、カフェ代、家賃・光熱費の一部など）
- 副業としてライバーをしている場合の「給与収入」との合算処理
- 青色申告や65万円控除の適用可否
税理士に相談することで「収入」と「所得」の違いが正しく整理され、結果的に税金を払いすぎない安心につながります。
まとめ
ライバーにとって大切なのは、「収入」ではなく「所得」が税金計算の基準になるということです。
収入から経費を正しく差し引き、正しい「所得」を申告することが、節税と安心の第一歩です。
もし「これは経費になる？」「所得の計算が正しいかわからない…」と迷うことがあれば、
KYO総合会計事務所 がライバー専門のサポートをしていますので、お気軽にご相談ください。
