投稿日:2025年5月24日
はじめに
ライブ配信で収入を得ている方の中には、報酬から「源泉徴収」されているケースが多くあります。
しかし、実はこの源泉徴収された税金、確定申告をすることで戻ってくる可能性があることをご存知ですか?
この記事では、ライバーとして活動している方が「税金を払いすぎている」状態を回避し、正しい金額を取り戻すためのポイントを解説していきます。
目次
源泉徴収とは?ライバーにも関係あるの?
源泉徴収とは、報酬を支払う側があらかじめ税金を天引きして国に納める制度のこと。
芸能人やフリーランスと同じように、ライバーの報酬も対象になる場合があります。
なぜ源泉徴収されているのか?
多くの場合、ライバー事務所やプラットフォームが所得税として報酬の10.21%を差し引いています。
これは法律に基づいた対応ですが、「とりあえず一律で引いておく」という性質があるため、実際に納めるべき税額とズレが生じることもあります。
還付されるってどういうこと?
確定申告によって、年間の所得・経費・控除額などを計算し直すと、
「すでに払いすぎている税金」が明らかになることがあります。
その場合、差額が還付金として返ってくるのです。
確定申告で税金が戻る具体例
たとえば、
年間の報酬が200万円で経費が100万円かかった場合、実質の所得は100万円。
税額が5万円だとします。
上記の税額よりも、すでに源泉徴収されている税額の方が多ければ、
その差額は還付されます✨
確定申告をしないと損するかも?
申告をしなければ、払いすぎた税金はそのままになってしまいます。
つまり、自分の権利である還付金を放棄することに…もったいない!
確定申告の流れと必要書類
準備するものはこちら👇
- 支払調書や報酬明細
- 経費の領収書や明細
- マイナンバーカードや身分証
- 銀行口座情報(還付金の振込先)
これらを準備して、国税庁の「e-Tax」や税務署の窓口で申告します。
還付金が振り込まれるまでの期間
電子申告(e-Tax)の場合: 3週間〜1ヶ月程度
紙の申告書の場合: さらに少し時間がかかることもあります
気長に待ちましょう♪
専門家に相談すべきケースとは?
こんな場合は、税理士に相談するのがベスト!
- 経費の判断が難しい場合
- 所得が複数ある場合(副業・投資など)
- 過去に申告していない年がある場合
専門家の力を借りて、安心・確実に還付を受け取りましょう。
まとめ
ライバーとして活躍する皆さんにとって、源泉徴収=確定した税額ではありません。
確定申告を行うことで、本来払うべき税金との差額が戻ってくる可能性があります💡
「まだやったことがない」「面倒そう」と感じている方も、
一度仕組みを理解して行動すれば、思わぬ収入アップにつながるかもしれませんよ!