投稿日:2025年6月25日
ビジネスで「利益を出すにはどうしたらいい?」と聞かれたとき、
まず答えてほしいのが 「損益分岐点売上」 です。
これは、利益がゼロになる売上高のこと。
つまり、ここを超えれば黒字、下回れば赤字という分かれ目。
でも、この「損益分岐点売上」を出すには、ひとつ大事なことがあります。
それは——
経費を 「変動費」と 「固定費」に分けること。
変動費とは?
売上に応じて変動する費用です。
たとえば、仕入れ原価、外注費、販売手数料など。売れば売るほど増えるのが変動費です。
固定費とは?
売上に関係なく、毎月かかる費用です。
たとえば、家賃、人件費、広告費、システム利用料など。売上がゼロでも払わないといけないのが固定費です。
では、なぜ経費を分ける必要があるのか?
それは、「いくら売れば利益が出るのか?」
「経費をどれだけ削れば黒字になるのか?」
を正確に把握するためです。
ざっくりの数字ではなく、根拠のある数字を出すこと。
これが、経営判断のスピードと正確さを大きく変えます。
まずやるべきことは、 経費をざっくりではなく、変動費と固定費に分けること。
損益分岐点を理解することは、ビジネスにおける地図を手に入れるようなものです。
数字を味方にして、確実に利益を積み上げていきましょう。