投稿日:2025年6月20日
「按分(あんぶん)」ってなに?
在宅ワークや副業、リモート勤務が増える中でよく出てくるのが「按分(あんぶん)」という考え方。
これは、プライベートと仕事で両方使っている費用を、使っている割合に応じて分けることです。
例えば「家の一部を仕事に使ってる」「Wi-Fiは仕事でも使ってる」なんて場合、一部を経費や会社の経費精算にできるかもしれません!
家で仕事してる人が経費にできるかもしれない支出
こんな支出が、按分して処理できる対象です👇
支出 | 一部経費にできる? | 処理の科目例(個人事業主) |
---|---|---|
家賃 | ✅ 可能性あり | 地代家賃 |
電気代 | ✅ 可能性あり | 水道光熱費 |
ネット代 | ✅ 可能性あり | 通信費 |
スマホ代 | ✅(仕事で使用していれば) | 通信費 |
仕事部屋用の家具 | ✅(用途が明確なら) | 消耗品費または工具器具備品 |
会社員で在宅勤務中の方も、会社の経費精算ルール次第で申請できるケースがあります。
家賃・電気代・ネット代の按分の目安は?
ざっくり以下のような基準で考えるとOKです。
家賃の場合
* 1Kの部屋(20㎡)のうち、デスクまわりが4㎡ → 20%程度が仕事用
電気代の場合
* 仕事で使っている時間が1日8時間なら、全体の1/3くらいを目安に
ネット代の場合
* 仕事中心なら 50%程度 を目安にする人が多いです
どうやって記録しておく?
帳簿をつけるのがベストですが、メモでもOK!
費用項目 | 月額 | 仕事用割合 | 経費にする金額(または申請金額) |
---|---|---|---|
家賃 | 60,000円 | 25% | 15,000円 |
電気代 | 9,000円 | 35% | 3,150円 |
ネット代 | 4,000円 | 50% | 2,000円 |
こういった情報を記録しておくと、確定申告や経費精算で根拠になります。
注意したいポイント
* 全額を経費にするのはNG:
不自然だと税務署や会社のチェックに引っかかるかも
* 割合の根拠を簡単にでも残す:
図面やタイムスケジュールなど、ざっくりでもOK
* 毎月同じルールで処理するのが安心:
ぶれない按分が信頼されます
もっとスッキリ処理したいなら…
「この支出、どれくらい仕事用になるの?」「この場合って経費にできる?」
そんな迷いがある方は、KYO総合会計事務所までお気軽にご相談ください!
在宅ワークや副業をしている方からのご相談も多数あり、
“ざっくり聞きたい”でも全然OK! 専門用語なしで丁寧にサポートします。
LINEやメール、チャットでのご相談も可能です☕
あなたの働き方にあった経費処理、いっしょに見つけましょう!
まとめ
* 在宅で働いているなら、家賃・光熱費・ネット代の一部が仕事用になる可能性アリ!
* 「按分(あんぶん)」で使った割合を分けるのがポイント
* 記録はざっくりでもしておくと安心
* わからないことは、KYO総合会計事務所に相談してスッキリしよう!