投稿日:2026年1月6日

料理配信をしているライバーさんから、税理士のもとにとても多く寄せられる質問があります。
「配信で使う食材って、スーパーで買ってるけど経費になりますか?」
「生活費とどうやって分ければいいのか分からない…」
料理系ライバーの場合、
「仕事(配信)」と「プライベート(食事)」が混ざりやすいため、
経費の判断が特に難しいジャンルです。
この記事では、
税理士の視点で「経費になる・ならない」の判断基準を、
税金の知識がほぼない初心者の方にも分かるように解説します。
目次
料理系ライバーの食材費はなぜ判断が難しい?
料理系ライバーの最大の特徴は、
「仕事に使ったものを、そのまま自分で食べることが多い」点です。
- 配信で料理を作る
- その料理を配信後に食べる
- 食材はスーパーで普通に購入
この流れ自体は自然ですが、
税務上は「全部が仕事用とは言い切れない」ため、判断が難しくなります。
税理士が見るポイントはただ一つ。
👉 「その食材は、配信という仕事のために必要だったか?」
ここが判断基準になります。

スーパーで買った食材は経費になる?基本ルール
結論からいうと、
> 料理系ライバーがスーパーで買った食材は、条件を満たせば経費になります。
ただし、何でもOKではありません。
▼税理士が考える基本ルール
| ポイント | 考え方 |
|---|---|
| 配信のために必要? | YESなら経費候補 |
| 普段の食事と同じ? | そのままだとNG |
| 配信内容と食材が一致? | 一致していればOK |
「配信の企画・内容と食材が結びついているか」が重要です。
経費になるケース・ならないケースを具体例で解説
✅ 経費になりやすいケース(料理系ライバー)
| 食材の例 | 判断理由 |
|---|---|
| 配信で使うために買った特定の食材 | 配信企画に直接必要 |
| 高級食材・変わり種食材 | 日常生活では買わない |
| 企画用にまとめて買った材料 | 配信目的が明確 |
| レシピ指定の材料 | 配信内容と一致 |
👉 「この食材がないと、この配信はできなかった」
と説明できれば、経費として認められる可能性が高いです。
❌ 経費になりにくいケース
| 食材の例 | 理由 |
|---|---|
| 普段の食事用の食材 | 完全に生活費 |
| 配信と関係ない日用品 | 仕事との関係なし |
| 家族全員分の食材 | プライベート要素が強い |
「一応配信でも使ったけど、ほぼ普段の食事」という場合は要注意です。
プライベートと混ざる場合の考え方(按分の注意点)
料理系ライバーの食材費は、
「全額経費」ではなく、一部だけ経費(按分)」になるケースも多いです。
ただし、ここで重要な注意点があります。
❌ 食材費の按分は原則むずかしい
家賃や通信費と違い、
食材費は「仕事と生活を数字で分けるのが難しい」ため、
税理士としては慎重な判断が必要です。
そのため、
- 明確に「配信用」と分けられる → 経費
- 普段の食事と混ざる → 原則NG or慎重判断
という考え方になります。
レシート・記録の残し方(税理士おすすめ)
料理系ライバーがやっておくべきポイントはシンプルです。
▼おすすめ管理方法
| やること | 理由 |
|---|---|
| 配信用のレシートを分ける | 生活費と区別 |
| レシートにメモを書く | 配信内容の証拠 |
| 配信タイトルを記録 | 仕事との関連性を説明できる |
| スマホで写真保存 | 消失防止・電子保存対応 |
例:
「〇月〇日 配信:○○料理企画用食材」
この一言があるだけで、
確定申告時・税務署対応時の安心感が大きく変わります。
まとめ|迷ったら「配信との関係性」で考えよう
料理系ライバーの食材費について、
税理士としての結論はシンプルです。
- ✔ 配信のために必要 → 経費になる可能性あり
- ✔ 配信内容と食材が一致 → OK
- ❌ 普段の食事と同じ → 原則NG
「その配信がなければ、その食材を買ったか?」
この質問にYESと答えられるかどうかが判断基準です。
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