投稿日:2025年12月15日

目次
ライバーが悩む「撮影小物は経費になるの?」を税理士が解説
ライバーとして配信をしていると、
- 背景布
- 間接照明
- フィギュア・小物
- 机やイス
- 観葉植物
- 配信用デザイン雑貨
など、「画面をよく見せるためのアイテム」を購入する機会が増えます。
しかし多くのライバーが迷うのが、
これって、経費になるの?
という点。
実はこれらは、業務で使っていれば経費として認められる場合が多いのですが、判断にはいくつかルールがあります。
税理士の視点でわかりやすく説明していきますね。
経費になるかどうかを判断する基準
まずは「これは経費にできるか?」を判断するための基本ルールを押さえましょう。
| 判断基準 | 説明 |
|---|---|
| 業務との関連性 | その支出が「配信活動(収入を得る目的)」に必要だったかどうかが大前提。ライバー活動のために使っている証拠や理由づけが重要。 |
| 金額・資産性 | 取得額が高いもの(例:10万円以上)は固定資産(器具備品)として、数年に分けて経費化する「減価償却」が必要になるケースがあります。 |
| 私用との兼用 | プライベートで使っている割合があるものは、「業務利用分」を按分して経費に。按分の根拠を記録しておきましょう。 |
| 証拠の保存 | 領収書・レシートはもちろん、使った日、目的(配信のためなど)、配信記録を残しておくことが望ましい。 |
ライバーの撮影小物・背景・インテリアが経費になる3つの条件
ライバーの撮影小物が経費として認められるかどうかは、次の3つが基準になります。
① 業務(配信)で使う“必要性”があるか
税金の世界では、収入を得るために必要な支出であれば経費として認められます。
背景や照明、小物は「配信を見やすく・魅力的にするために必要」という理由づけができます。
② 私生活との兼用が少ない or 按分できるか
家具や日常的に使うものは、
業務利用割合だけを経費にする(按分)必要があります。
例:イスを1日のうち
- 配信に4時間
- プライベートに4時間
→ 50%を経費に。
③ 金額が10万円以上かどうか(減価償却の必要性)
10万円以上の家具や照明は「固定資産」扱いになり、数年に分けて経費にします。
税理士が整理!ライバーがよく使う小物・インテリアの経費判断一覧
以下は、ライバーからよく質問をいただくアイテムと経費可否の目安です。
| アイテム | 経費になる? | 税理士のコメント |
|---|---|---|
| 背景布・背景パネル | ◎ | ほぼ100%業務用途。消耗品でOK。 |
| LEDテープライト・間接照明 | ◎ | 画面映え目的なら問題なし。 |
| フィギュア / 小物 | ○ | 配信テーマに使う・背景に配置する用途ならOK。 |
| 観葉植物 | ○ | 画面づくり目的なら経費化の余地大。 |
| 机・イス | ○(按分必要) | プライベート利用分を控除する必要あり。 |
| 大型家具(棚・ソファ) | △ | 業務利用の立証が鍵。理由を残すこと。 |
| 高級インテリア(高額) | △ | “配信で必要”という説明ができるかが重要。 |
ライバーが失敗しやすいNGケースと税務署が見るポイント
NG①:明らかに私生活中心の高額家具も全額経費にしてしまう
→ 税務署は「業務で使っている割合」を非常に重視します。
NG②:買った理由を説明できない
→ 「なんとなく背景に良いかなと思って…」では否認される可能性あり。
NG③:領収書を保管していない
→ Amazon購入でも領収書データは必ず保存しましょう。
税務署は、
“なぜそのアイテムが必要だったのか”という理由
をとても重要視します。
税理士が教える!経費にするための“証拠の残し方”と按分のコツ
① 配信画面のスクリーンショットを保存しておく
小物・インテリアが画面内で使われている証拠になります。
② 購入理由をメモする
「背景を明るく見せるため」「配信テーマに必要」など。
③ 按分の根拠を数字で残す
- 使った時間
- 使用場所
- 配信回数
など、説明できる形を残すことが大切です。
まとめ.ライバーの小物・背景は意外と経費にできる!ポイントは“理由づけ”
- ライバーが配信で使う小物・背景・インテリアは、業務に必要なら経費になる
- 高価なものや家具は 按分 が必要
- 税務署に説明できるように 購入理由・配信での使用記録 を残しておくと安心
- 正しく処理すれば 節税につながる
ライバーは見た目づくりが売上に直結します。
だからこそ、必要な投資を“正しく経費にする”ことがとても大切です。
KYO総合会計事務所では、
ライバー・インフルエンサーの税務サポートを行っています。
- 経費にしていいか判断してほしい
- 按分の方法がわからない
- 小物・背景の処理が合っているか不安
- 確定申告を丸ごと任せたい
- 収入が増えてきたので税金対策を相談したい
こんなお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
