投稿日:2025年8月6日

目次
インフルエンサーでも確定申告は必要?
SNSやYouTube、TikTok、ブログなどを活用して収益を得ているインフルエンサーの方。
企業案件やアフィリエイト、ギフティング、ライブ配信の報酬などで収入がある場合、確定申告が必要になるケースが多くあります。
趣味で始めたつもりでも、収入が一定額を超えたら「納税義務」が発生するのです。
確定申告が必要になる基準とは
以下のいずれかに該当する場合、原則として確定申告が必要です。
会社員の副業インフルエンサーの場合
* 年間の副業収入が20万円を超える場合
→ 所得税の確定申告が必要(住民税の申告は1円でも収入があれば必要)
専業インフルエンサー/フリーランスの場合
* 所得が48万円(基礎控除)を超える場合
→ 所得税・住民税・国民健康保険料などの申告対象
🔎【参考】国税庁「確定申告が必要な人」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm
インフルエンサーが申告すべき「所得区分」は?
収入の性質により、次のような所得区分で申告するのが原則です。
| 収入の種類 | 所得区分 |
|---|---|
| YouTube広告収入 | 事業所得または雑所得 |
| 企業案件報酬(PR投稿など) | 事業所得または雑所得 |
| アフィリエイト収入 | 事業所得または雑所得 |
| 投げ銭・ギフティング収入 | 事業所得または雑所得 |
| 現物支給(商品提供) | 雑所得(商品価格を収入に含める) |
※反復・継続性があり、事業性があると認められる場合は「事業所得」として申告が可能です。
→ 青色申告特別控除の対象になります。
関連記事:【インフルエンサー・ライバー・YouTuberさん必見!】「事業所得」と「雑所得」って、なにが違うの?
よくあるインフルエンサーの収入例
実際に確定申告が必要となるのは、以下のようなケースです。
* PR投稿1件:5万円 × 月4件 → 年収240万円
* TikTok LIVEギフティング:月収20万円 → 年収240万円
* アフィリエイト収入:月3万円 × 12ヶ月 → 年収36万円
* 商品提供(コスメ・ガジェット):月2万円相当 → 年収24万円相当
👉 現金でなくても、「提供された商品」に価値があれば課税対象の収入となります。
インフルエンサーが経費にできるもの一覧
収入を得るために必要な支出は、経費として計上可能です。以下は一例です。
📸【インフルエンサーに多い経費例】
- 撮影用カメラ・三脚・マイク・照明
- 編集ソフト・サブスクリプション
- 自宅の家賃・電気代・通信費の按分(仕事用部分のみ)
- 衣装・メイク用品(明確に仕事用と判断できるもの)
- 交通費(イベントや打合せ参加時)
- 打合せに伴う飲食費(交際費扱い)
- スマホ代・PC代
- 広告費・キャンペーン費用
- 商品レビューのために購入した商品費用
※注意:プライベートと兼用の支出は、業務使用割合に応じて按分が必要です。
関連記事:
「その家賃、全部プライベートって思ってない?」“仕事で使った分”は経費になるかも!
申告時に注意すべき3つの落とし穴
①「副業だからバレない」は危険
住民税の通知で会社に副業が発覚することもあります。
② 現物支給やギフティングを収入に含めていない
提供された商品・サービスにも金銭価値があるため、収入に計上が必要です。
③ 経費の証拠が残っていない
クレジットカード明細、レシート、請求書などの証憑を残しましょう。帳簿なしでは経費と認められないことも。
副業インフルエンサーは会社にバレる?
副業がバレる主なきっかけは、「住民税の通知」です。
確定申告時に「住民税を自分で納付」にチェックを入れることで、会社に通知されずに済むことがあります。
ただし、会社の就業規則によっては副業禁止の場合もあるため、慎重な対応が必要です。
関連記事:
副業バレ、こわいよね? 〜ライバー・インフルエンサー向け!会社にバレずに副業するコツ、税理士がこっそり教えます〜
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収入の種類が多岐にわたるインフルエンサーの確定申告は、一般的なフリーランスよりも複雑です。
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小さな疑問でも大歓迎です。
